インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
苦悶の表情を浮かべる私のことがかわいそうになったのか、尚史は少し困った顔をして、私の中に入りかけたそれを引き抜こうとした。
私はあわてて腕を伸ばし、尚史の背中を強く抱きしめる。
「やだ……やめないで」
「でも、それだとモモが……」
「大丈夫だから……もっと私を尚史でいっぱいにして」
尚史を抱きしめながら耳元でそう言うと、尚史は私を強く抱きしめて、大きなため息をついた。
「だから……そういうのヤバイって。一体どこでそんなエロい言葉覚えたんだよ……」
どこで覚えたのかと聞かれても、そんなの私にもわからない。
もしかして前に読んだことのある漫画の中の台詞なのかな?
でもどの辺がエロかったんだろう?
「今の、エロかったの……?」
「少なくとも俺にとっては最高にエロかった。こんな煽り方されたら、マジでもうやめてあげられないから」
「わかった。せっかくここまで来たんだから、ひと思いにやっちゃって」
私が大真面目にそう言うと、尚史は何度か瞬きをしてから肩を震わせ、プッと吹き出した。
「なんだよそれ、今のは色気ねぇなぁ……」
私はあわてて腕を伸ばし、尚史の背中を強く抱きしめる。
「やだ……やめないで」
「でも、それだとモモが……」
「大丈夫だから……もっと私を尚史でいっぱいにして」
尚史を抱きしめながら耳元でそう言うと、尚史は私を強く抱きしめて、大きなため息をついた。
「だから……そういうのヤバイって。一体どこでそんなエロい言葉覚えたんだよ……」
どこで覚えたのかと聞かれても、そんなの私にもわからない。
もしかして前に読んだことのある漫画の中の台詞なのかな?
でもどの辺がエロかったんだろう?
「今の、エロかったの……?」
「少なくとも俺にとっては最高にエロかった。こんな煽り方されたら、マジでもうやめてあげられないから」
「わかった。せっかくここまで来たんだから、ひと思いにやっちゃって」
私が大真面目にそう言うと、尚史は何度か瞬きをしてから肩を震わせ、プッと吹き出した。
「なんだよそれ、今のは色気ねぇなぁ……」