インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
「うん……俺も。じゃあ、できるだけゆっくり動くから、痛かったら無理せず言って」
張りつめて熱くなった尚史のそれで、自分では触れたことのない体の内側の粘膜をゆっくりとこすられると、鈍い痛みが走った。
しばらくすると感覚が麻痺して、徐々にその痛みは薄れていく。
気持ちいいかと言えば、正直言ってそこまでの余裕はないけれど、息を荒らげだんだん動きが速くなっていく尚史の熱が体の奥から全身に伝わって、それだけですべてが満たされた。
尚史は私の体を抱きしめながら果てたあと、何度も何度も私の頭を撫でて、優しいキスをしてくれた。
「なんか……俺ばっかり気持ち良くなってごめん。だんだん抑え利かなくなって、最後の方はもう頭の中真っ白だった。モモはなんも言わなかったけど……痛かっただろ?」
「ん?そうでもない。正直まだ気持ちいいって思えるとこまではいってないけどね、私は嬉しかったよ」
「良くなかったのに嬉しいって、なんで?」
「良くなかったとは言ってないけど……尚史のことが好きだからに決まってるでしょ?」
ストレートにこんなことを言うのはまだ少し恥ずかしいけれど、尚史が好きだという気持ちは素直に伝えておかないと。
張りつめて熱くなった尚史のそれで、自分では触れたことのない体の内側の粘膜をゆっくりとこすられると、鈍い痛みが走った。
しばらくすると感覚が麻痺して、徐々にその痛みは薄れていく。
気持ちいいかと言えば、正直言ってそこまでの余裕はないけれど、息を荒らげだんだん動きが速くなっていく尚史の熱が体の奥から全身に伝わって、それだけですべてが満たされた。
尚史は私の体を抱きしめながら果てたあと、何度も何度も私の頭を撫でて、優しいキスをしてくれた。
「なんか……俺ばっかり気持ち良くなってごめん。だんだん抑え利かなくなって、最後の方はもう頭の中真っ白だった。モモはなんも言わなかったけど……痛かっただろ?」
「ん?そうでもない。正直まだ気持ちいいって思えるとこまではいってないけどね、私は嬉しかったよ」
「良くなかったのに嬉しいって、なんで?」
「良くなかったとは言ってないけど……尚史のことが好きだからに決まってるでしょ?」
ストレートにこんなことを言うのはまだ少し恥ずかしいけれど、尚史が好きだという気持ちは素直に伝えておかないと。