好きです。先輩
「隼人くん。私は君を責める気は全くないよ。むしろ希衣はいつも家で君の話をしていた。「先輩がね」「先輩はね」そう言っていつも君とのことを嬉しそうに話すんだ。中学の時以降あの子から見たくても見ることのできなかった本当の笑顔を見せてくれたのは隼人くん、君なんだ」
希衣・・・
お前はなんでいつもまっすぐ俺を見てくれるんだ・・・
「希衣の様子見に行ってもいいですか?」
声を絞り出して頼んだ。
「あぁ、むしろ見ててやってくれないか?」
希衣の親父さんはきっと不安なんだ。
たかが熱中症、されど熱中症。
転倒後の脳へのダメージはひとそれぞれ。
脳外科の親父さんなら不安に思ってもおかしくないところだ。
希衣・・・
お前はなんでいつもまっすぐ俺を見てくれるんだ・・・
「希衣の様子見に行ってもいいですか?」
声を絞り出して頼んだ。
「あぁ、むしろ見ててやってくれないか?」
希衣の親父さんはきっと不安なんだ。
たかが熱中症、されど熱中症。
転倒後の脳へのダメージはひとそれぞれ。
脳外科の親父さんなら不安に思ってもおかしくないところだ。