好きです。先輩
それからは病室に眠る希衣を見つめていた。

希衣の親父さんいわくもう大丈夫らしい。

けど俺の中では希衣が目覚めてあの笑顔を俺に向けてくれるまで不安だった。

女なんてって思っていた俺がこんなに女のことで女々しくもなり弱くなるとは思わなかった。

希衣ってすげぇやつだな。


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