好きです。先輩
バスに乗ってからも希衣のことばかり考えていた。

希衣からのメールはない。

寝てんのか?

『希衣。遠足はしゃいで疲れたか?気を付けて帰れよ。』

気づいたらそう入力していた。

消そうとしたが先生の見回りが始まった為慌てて誤って送信してしまった。

まぁ、いいや。どーにでもなれ。

そんなこと考えながら俺は眠りについた。

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