好きです。先輩
「まぁ、帰るか。希衣送る。」

「え、ほんとですか?」

「あぁ、早くしろ。」

先輩の大きな背中を追いかけ

「先輩、これ!水族館のお土産!イルカってメールが来る前に買ってました」

イルカがバスケットボールを持っているキーホルダーをあげた。

「お、さんきゅ。はい、俺から。」

開けてみると

「アザラシ!しかもバスケットボールを鼻に乗せてる!」

「俺ら似たもの同士かもな」
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