どうしても、キミに言えなくて。
キミが私の命


「美崎君、勉強苦手なの?」

「うっ!」

私達は只今、勉強会をしています。
まぁ、病院でだけど…。

「だって…」

「?」

「…覚えるの苦手なんだもん!!!」

「えっ…そうなの!?得意なのかと思ってた…」

「……苦手なんだもん!」

きゅん

…可愛い///

「美崎君でも…」

「大気…」

「えっ?」

「大気って、呼んで」

「…あっ、ごめん…?大気でも苦手なのあるんだね!」

「うん!」

嬉しそう!名前呼んだだけなんだけどな…?

「じゃあ、私が分からないとこ、教えてあげるね!」

「本当!?」

パァァァ

っ!?キラキラ輝いてる……!

「うっ…うん、本当だよ!」

「やった!ありがとう、華!」

きゅん

「…うん///」

もう…誤魔化せない。この気持ち…。
私は、大気が…好…

ズキンッ

「うっ!?」

「華!?どうした!?」

「はっ、はぁはぁ…っ!」

頭が…!

ズキンズキンッ

『華』

えっ…?

『ずっと一緒にいよう』

何で、大気が…?

『大好きだよ、華!もう…離れない!』

ドクン…

『うん、私もだよ、大気君!』

幸せそうに笑う…大気と…私。

ズキンッ

わからない。大気……っ!

『華!』

「っ!!」

そうか…私…
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