どうしても、キミに言えなくて。
もう一度、キミと

「華っ!!」

ごめんね…大気君、私…

ドサッ

やっぱりキミを苦しめてたんだね…

「華!!!!!!」

『一緒にお昼食べない?』

『華が好き!』

『幸せだから泣くんだよ』

『きっと泣くんだと思う。華と…過ごせて幸せだから』

思えば…キミが私の世界を変えてくれた。
心の底から笑えた。
楽しいって思えた。
生きたいって思えた。
キミと…一緒だったから…!

『ごめん…華』

ドクン…

『俺…』

やめて、言わないで!!
それ以上…言わないで!
嫌だよ…別れたくない……っ!

『華…』

っ!!!

『ずっと一緒にいよう!』

っ!?
やっぱりキミは…私の大好きな人だよ…
キミを…もう忘れない。
忘れたくない!
私…戦うから!病気と…っ!

『華!』

大好きなキミのために……!
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