どうしても、キミに言えなくて。
大気の思い
ー大気sideー
一目惚れだった。
『五十嵐華』
『はい』
彼女の凜っとした声、綺麗なストレートロングの長い髪。
入学式の頃かれ、好きだった。
「やった!」
「…どうしたんだ?」
「あ、何でもない」
2年のクラス替えで、彼女と同じクラスになれて、嬉しかった。
「……」
無言なんだ…。
彼女のいろんなことを知った。
『見学は五十嵐華だけだな』
体育は全て欠席。
『お昼、どこで食べる?』
お昼は外。誰も来ないところ。
『さようなら』
帰る時は寄り道はしない。
ハッ
これ、ストーカーか!?
やめよう…。んっ!?出てくんの早いな。
制服のままだ…。あ!お母さんも一緒なんだ。どっか行くのか?
ウィィィ…ン
ここって…病院。でも…何で?
『華ちゃん』
『体は大丈夫?』
『はい。なんともありません』
『そうか、よかった』
なんか…なれてんだな。
チクン
嫉妬じゃない!っと思いたい…。
『華ちゃん、もう、長くは生きられないからね』
『はい、知っていますし、覚悟はできています』
ー大気sideー
一目惚れだった。
『五十嵐華』
『はい』
彼女の凜っとした声、綺麗なストレートロングの長い髪。
入学式の頃かれ、好きだった。
「やった!」
「…どうしたんだ?」
「あ、何でもない」
2年のクラス替えで、彼女と同じクラスになれて、嬉しかった。
「……」
無言なんだ…。
彼女のいろんなことを知った。
『見学は五十嵐華だけだな』
体育は全て欠席。
『お昼、どこで食べる?』
お昼は外。誰も来ないところ。
『さようなら』
帰る時は寄り道はしない。
ハッ
これ、ストーカーか!?
やめよう…。んっ!?出てくんの早いな。
制服のままだ…。あ!お母さんも一緒なんだ。どっか行くのか?
ウィィィ…ン
ここって…病院。でも…何で?
『華ちゃん』
『体は大丈夫?』
『はい。なんともありません』
『そうか、よかった』
なんか…なれてんだな。
チクン
嫉妬じゃない!っと思いたい…。
『華ちゃん、もう、長くは生きられないからね』
『はい、知っていますし、覚悟はできています』