運命〜貴方が愛おしくて〜


「此処にいたら危険」






セレム「そんなのどうでも良い。この屋敷は何故こんな場所にあるんだ?」






「それは、私を此処に縛り付けているため・・・」







セレム「縛り付ける!?何故?」







「セレム、私はティル(生贄)なの」







セレム「じゃあ、僕と一緒に逃げ出そうよ!」







少し考えてから。







「だめ、運命を受け入れないと」







セレム「だけど君はいなくなるんだよ?」
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