運命〜貴方が愛おしくて〜




「神様は私のことを受け入れてくれる」








セレム「そんな、だめだよ!」








「セレム、私のことは忘れて」






セレム「僕にはそんなことできないよ」






執事「ティル様!」







「セレム、執事が来てしまう、早く逃げて!」







セレム「えっ?明日また来るから!」







セレムは林の方に消えていった。






執事「ティル様?大丈夫ですか?」








「大丈夫ってどうしたの?」








執事「いえ、何もないなら大丈夫ですが何か来たりしませんでしたか?」








「オカリナを吹いていたからわからないわ」









オカリナは唯一母から貰ったもの。










執事は悲しそうな顔をして、
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