未来の約束
「今日からお世話になります、田丸です。よろしくお願いします」
笑顔で挨拶をしたのは、本社からやって来た新しい事務員。
あたしや花音より2つ年下だが、仕事のできる優秀な人材らしい。
「松岡、廣木。くれぐれも、頼むぞ」
前にも聞いた台詞を、本社の人間に言われる。
「仕事が出来れば、問題ありませーん」
「同じく」
花音の言葉に、あたしも同意する。
「頼むよ、本当に」
疲れたように、ため息を漏らした本社の人間をスルーし、仕事に取りかかる。
花音と同じように仕事ができるかと言われたら、答えは「NO」だ。
でも、今までの子たちよりは少なからず使える。
こりゃ、あたしか花音のどっちかの異動もありうるかもな。
笑顔で挨拶をしたのは、本社からやって来た新しい事務員。
あたしや花音より2つ年下だが、仕事のできる優秀な人材らしい。
「松岡、廣木。くれぐれも、頼むぞ」
前にも聞いた台詞を、本社の人間に言われる。
「仕事が出来れば、問題ありませーん」
「同じく」
花音の言葉に、あたしも同意する。
「頼むよ、本当に」
疲れたように、ため息を漏らした本社の人間をスルーし、仕事に取りかかる。
花音と同じように仕事ができるかと言われたら、答えは「NO」だ。
でも、今までの子たちよりは少なからず使える。
こりゃ、あたしか花音のどっちかの異動もありうるかもな。