未来の約束
ズレの狭間にすれ違う想いたち
いつものように、自分の仕事を片付けていく。
でも休み明けのせいで、片付けても片付けても、一向に終わらない。
なんで?
「ねぇ、花音。仕事が減らないんだけど」
「それ、あたしに言われても」
隣の席で、花音はクスッと苦笑いを零す。
「あ、そうだ。今月の最終土曜日に、桐島の歓迎会やるらしいよ」
「毎回思うんだけどさぁ。新しい人が入る度に、一々歓迎しなくてもいいのにね」
「同感。職場の人間と酒飲んだところ、美味しくないしね」
あたし、酒飲まないけど・・・
うちの会社の歓迎会は、基本全員参加だ。
会社の付き合いだし、ちゃんと参加はするが、正直面倒だ。
それに歓迎会や送別会の時の会計は、決まって花音とあたしが押し付けられる。
だから、必然的に最後まで残らなきゃイケない。
でも休み明けのせいで、片付けても片付けても、一向に終わらない。
なんで?
「ねぇ、花音。仕事が減らないんだけど」
「それ、あたしに言われても」
隣の席で、花音はクスッと苦笑いを零す。
「あ、そうだ。今月の最終土曜日に、桐島の歓迎会やるらしいよ」
「毎回思うんだけどさぁ。新しい人が入る度に、一々歓迎しなくてもいいのにね」
「同感。職場の人間と酒飲んだところ、美味しくないしね」
あたし、酒飲まないけど・・・
うちの会社の歓迎会は、基本全員参加だ。
会社の付き合いだし、ちゃんと参加はするが、正直面倒だ。
それに歓迎会や送別会の時の会計は、決まって花音とあたしが押し付けられる。
だから、必然的に最後まで残らなきゃイケない。