未来の約束
今回の歓迎会のことは花音に任せて、サッサッと自分の仕事を片付けよう。

そして自分の仕事を終えた頃、花音もちゃんと集計を終えていた。


「もう終わったんでしょ?早いじゃん」

「まぁね。で、美和の方は?」

「お陰さまで、あたしの仕事も無事に片付きました」


あたしは軽く頭を下げる。


「それは、良かったわね。ねぇ、久々にご飯行かない?」

「ご飯とか言って、ホントは飲みに行きたいだけでしょ?」

「バレた?」


バレバレだっつうの。

ご飯より酒の癖して・・・


「結局集計1人でやらせちゃったし、ご飯奢るよ」

「ラッキー。じゃあ、遠慮なくご馳走されちゃう」


そしてあたし達は会社を後にし、いつもの居酒屋へと向かった。

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