未来の約束
花音のことは信頼してるし、できればずっと付き合っていきたい。
でも花音が相手だとしても、あたしは病気のことを打ち明ける予定はない。
苦しむ姿を見せたくなければ、弱っていく姿なんて見られたくもない。
いつまでも対等な、今のままの関係でいたい。
だから、ごめんね。
「花音が同期で、同じ部署で、あたし良かったよ」
「何よ、急に」
花音は照れくさそうに、 口にする。
「あたしだって、美和と出会えて良かったよ」
サラッとそんなことを言われ、嬉しくて笑みが溢れた。
それから閉店までクダラナイ話で盛り上がり、「またね」と店の前で別れた。
幸せなんて求めないから、ただ今日と変わらない平穏な明日(未来)がくることを願った。
でも花音が相手だとしても、あたしは病気のことを打ち明ける予定はない。
苦しむ姿を見せたくなければ、弱っていく姿なんて見られたくもない。
いつまでも対等な、今のままの関係でいたい。
だから、ごめんね。
「花音が同期で、同じ部署で、あたし良かったよ」
「何よ、急に」
花音は照れくさそうに、 口にする。
「あたしだって、美和と出会えて良かったよ」
サラッとそんなことを言われ、嬉しくて笑みが溢れた。
それから閉店までクダラナイ話で盛り上がり、「またね」と店の前で別れた。
幸せなんて求めないから、ただ今日と変わらない平穏な明日(未来)がくることを願った。