世界No.1の総長と一輪の花
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あいつの誕生日当日
俺と壮は朝早くに倉庫に来た。
この水風船を膨らませるために。
「うぉっ!!また破裂した!!!」
さっきから水風船に水を入れすぎて破裂してる…
もう4個も破裂したところ…
悪口がたくさん書かれた水風船。もちろんその悪口をかいたのは俺と壮。
今度こそ水風船にいい具合に水を入れて、それをバケツの中に入れていく。
20個くらいできたら、それをあいつにバレないようなところ…とりあえず倉庫の隅っこに置いておいた。
「パイ投げも楽しみだな!」
「だな。絶対顔面に当ててやろうぜ」
パイ投げも俺たちが参加。でもそのパイはあんま数がないらしく、俺らが特別に作ってやったのがこの水風船。
かなりいいアイディアだろ?