世界No.1の総長と一輪の花






美味しくて思わず頬が緩む。




カシャッ




「「?」」




急に聞こえてきたシャッター音。




音がした方を見ると、京子がスマホを私と明日葉に向けていた。




「可愛いなぁ、と思って」




京子は一言そう言ってから何枚も写真を撮った。










「ひと口食べる?」



クレープを京子に差し出してそう言えば「食べる!」とにこにこ笑顔で返事が返ってきた。








「クレープって丸々一つは食べられないけど美味しいわ」



ひと口ぱくりと食べて、京子は満足そうにした。





「花莉!!あたしにもひと口ちょーだい!!!こっちも食べていいから!!!」




明日葉が目を輝かせる。




「いいよ!」




そう答えて明日葉のクレープを1口頬張った。




食べたのはチョコバナナクレープ。バナナを久しぶりに食べた気がして、すごく美味しい。

































その後私たちはクレープを完食して、またプレゼント選びとパーティの買出しへと戻った。

< 488 / 599 >

この作品をシェア

pagetop