世界No.1の総長と一輪の花
…女子会!!
しかもラブホで……!!!
「ここのラブホアメニティグッズ豊富でめっちゃええんよ!!!お風呂大きいし、部屋も可愛ええし!!」
「ひょっとして泰成さんと以前来たことあるんですか?」
真理亜さんがにこにこと話してくれるから、もしかして…と思い聞いてみた。それは当たったらしく、頬を赤らめながら「そうや…」と答えてくれた真理亜さん。
…可愛い
「もー!!うちのことより、花莉ちゃん!!花莉ちゃんはうちらとタメなんやから敬語とか使わんでええよ!!!」
「ほ、ほんと!?ありがとう!!」
そう言ってくれたのが嬉しくて、私はにこりと微笑むと真理亜さんはぎゅっと私を抱きしめる。
「花莉ちゃんほんまに可愛ええわぁ!!夜瀬くんが惚れたのわかる気ぃする!!」
「え!?」
「うちのこと呼び捨てで呼んでや!」
「私(わたくし)のこともぜひ氷菜と呼び捨てで呼んでほしいです」
部屋へと戻ってきた氷菜さんは優しく微笑む。
以前見た氷菜さんは着物姿だったが、今日はセーラー服姿。
ちなみに真理亜さんは半袖シャツに短いスカート、胸元には緩められた青いリボン。
2人ともすごく可愛らしい。