世界No.1の総長と一輪の花
詩優は………机に伏せたまま寝てしまったようで…全然動かない。
…この体勢で痛くないのかなとか、風邪ひくよね、とかいろいろ考えてしまう…
「詩優…起きて」
体を揺すってみるが………起きない。
「おーきーてーーーーーーーーーーー」
耳元で言うと、ぱちっと目を開けた。私の腕を引っ張って抱き寄せられる。
そして、耳元で
「…キス、してもいい?」
と、甘く囁く。
き、き、キス!?な、何で!?
私が戸惑っていると、詩優はどんどん顔を近づけてきて
私の唇を奪った