W Love ダブルラブ~イケメン双子に翻弄されて~
食事が終わった後も後片付けもそこそこに、機嫌の直ったらしい涼月にソファーに連れられイケメン二人に挟まれドキドキの中お酒を飲む。
「明日も仕事なんだからお酒はほどほどにしてくださいよ!」と言ってるのに、「大丈夫大丈夫」と相手にしてくれない。
「梗月さんもこの間飲み過ぎたばかりなんだから気をつけてください」
左隣の梗月に迫るように注意すると、フッと目尻の下がった優しい顔で見つめ返された。
「わかってるよ、心配してくれてありがとう」
優しい目に見いってると思いの外近いことに今さら気づく。
ボッと顔が熱くなった瞬間に右隣から腕が伸びてきて肩を掴まれ引き寄せられた。
「静香ちゃん、写真撮ろうよ!」
そう言うと右手で持ったスマホを掲げて静香が振り向いた瞬間にシャッターを押す。
「なっ!今絶対変な顔してた!急にやめてくださいよ!」
「え?そんな事ないよ。可愛いよ?ほら」
見せてくれた写真は、バッチリ笑顔で決めてる涼月に寄り添うように目を丸くして頬が赤い自分の顔。
そんな変でもなかったけど、これはこれで恥ずかしい…。
「もう一枚撮ろう」
そう言ってまたスマホを掲げる涼月。
「あ、待ってください!梗月さんも一緒に」
後ろを振り向き、こちらを見ていた梗月の腕を引っ張って引き寄せた。
「え、僕は…」
「ね、せっかくだから一緒に入りましょ」
遠慮しようとする梗月の腕をしっかり持っておねだりしてみる。
「しょうがないな、梗もは入れよ。ほら、撮るぞ~」
ふわりと笑った梗月を見てドキドキしながら、自分もにっこり笑ってカメラに目を向けた。
「はい、チーズ!…いい写真が撮れた!静香ちゃんスマホ出して」
「え?」
「この写真送ってあげるから」
「あ、はい!」
いそいそとスマホを出し、連絡先の交換をして写真をもらった。
そこには寄り添って微笑む3人の姿。
梗月と写真を撮ったことがないから、思いがけず一緒に撮ることが出来て嬉しい。
写真を見つめにやける。
気が付くとそんな様子を二人に見られていてドギマギしてしまう。
「あ、そうだ、今度はお二人の写真撮りましょう!」
そう言って、立ち上がり席を変わる。
「え~やだよ」
「そんな写真山ほどあるからいらないよ…」
二人とも嫌そうな顔。
「で、でも、最近の写真はないんじゃないんですか?お二人とも久々に会ったんでしょ?せっかくだから記念に…。」
せっかくの神々しい双子のツーショットが撮れると思ったんだけど、嫌そうな二人にしょんぼりする。
「わ、わかった!静香ちゃんの頼みだ!1枚だけだよ」
「涼…」
「いいだろ!梗、一枚だけ。静香ちゃんの為だ」
ふう、と諦めたような梗月は、うん、とひとつ頷いてくれた。
「いいんですか!?ありがとうございます!じゃ、撮りますよ~はい、チーズ!」
涼月が梗月に近づいて肩を組んでこちらに向き、撮らせてくれることに嬉しくて気が変わらない内にと慌ててとった。
撮れた写真はにっこり笑った涼月にちょっと困って苦笑いの梗月。
ここでも性格の違いが出てる気がする。
でもいい写真が撮れた。この写真はもう家宝にしよう。
「お二人にもこの写真送ってあげますね!」
ウキウキしながら二人に写真を送った。
「明日も仕事なんだからお酒はほどほどにしてくださいよ!」と言ってるのに、「大丈夫大丈夫」と相手にしてくれない。
「梗月さんもこの間飲み過ぎたばかりなんだから気をつけてください」
左隣の梗月に迫るように注意すると、フッと目尻の下がった優しい顔で見つめ返された。
「わかってるよ、心配してくれてありがとう」
優しい目に見いってると思いの外近いことに今さら気づく。
ボッと顔が熱くなった瞬間に右隣から腕が伸びてきて肩を掴まれ引き寄せられた。
「静香ちゃん、写真撮ろうよ!」
そう言うと右手で持ったスマホを掲げて静香が振り向いた瞬間にシャッターを押す。
「なっ!今絶対変な顔してた!急にやめてくださいよ!」
「え?そんな事ないよ。可愛いよ?ほら」
見せてくれた写真は、バッチリ笑顔で決めてる涼月に寄り添うように目を丸くして頬が赤い自分の顔。
そんな変でもなかったけど、これはこれで恥ずかしい…。
「もう一枚撮ろう」
そう言ってまたスマホを掲げる涼月。
「あ、待ってください!梗月さんも一緒に」
後ろを振り向き、こちらを見ていた梗月の腕を引っ張って引き寄せた。
「え、僕は…」
「ね、せっかくだから一緒に入りましょ」
遠慮しようとする梗月の腕をしっかり持っておねだりしてみる。
「しょうがないな、梗もは入れよ。ほら、撮るぞ~」
ふわりと笑った梗月を見てドキドキしながら、自分もにっこり笑ってカメラに目を向けた。
「はい、チーズ!…いい写真が撮れた!静香ちゃんスマホ出して」
「え?」
「この写真送ってあげるから」
「あ、はい!」
いそいそとスマホを出し、連絡先の交換をして写真をもらった。
そこには寄り添って微笑む3人の姿。
梗月と写真を撮ったことがないから、思いがけず一緒に撮ることが出来て嬉しい。
写真を見つめにやける。
気が付くとそんな様子を二人に見られていてドギマギしてしまう。
「あ、そうだ、今度はお二人の写真撮りましょう!」
そう言って、立ち上がり席を変わる。
「え~やだよ」
「そんな写真山ほどあるからいらないよ…」
二人とも嫌そうな顔。
「で、でも、最近の写真はないんじゃないんですか?お二人とも久々に会ったんでしょ?せっかくだから記念に…。」
せっかくの神々しい双子のツーショットが撮れると思ったんだけど、嫌そうな二人にしょんぼりする。
「わ、わかった!静香ちゃんの頼みだ!1枚だけだよ」
「涼…」
「いいだろ!梗、一枚だけ。静香ちゃんの為だ」
ふう、と諦めたような梗月は、うん、とひとつ頷いてくれた。
「いいんですか!?ありがとうございます!じゃ、撮りますよ~はい、チーズ!」
涼月が梗月に近づいて肩を組んでこちらに向き、撮らせてくれることに嬉しくて気が変わらない内にと慌ててとった。
撮れた写真はにっこり笑った涼月にちょっと困って苦笑いの梗月。
ここでも性格の違いが出てる気がする。
でもいい写真が撮れた。この写真はもう家宝にしよう。
「お二人にもこの写真送ってあげますね!」
ウキウキしながら二人に写真を送った。