W Love ダブルラブ~イケメン双子に翻弄されて~
ホテルの部屋の前。
目の前が静香の部屋、右隣が涼月の部屋。
ほんとに別々なんだとホッとして涼月に向き直る。
「ありがとうございます涼月さん。」
「ああ、明日は7時に朝食食ったら移動して色々行こう。」
「はい、じゃ、おやすみなさい」
「おやすみ。なんなら俺の部屋に夜這いに来てもいいよ?」
「そんなことしません!おやすみなさい!」
ニヤニヤする涼月にぷんすか怒って部屋に入った。
くくくっと笑い声が遠ざかりドアが閉まる音をなんとなく聞いて、ベットまで行くと倒れこむように仰向けで飛び込んだ。
「楽しかった…でも疲れたな…。梗月さん、ちゃんとベットで寝てるかな?またソファーで寝てるかも…。あっ!」
ガバッと起き上がり今日の目的を忘れていた。
涼月さんに結婚の話をなかったことにしてもらうこと。
「明日、明日にしよう…」
またバサッと倒れこみ徐にスマホを見た。
こっそり待ち受けにしてある梗月と二人で撮った写真。
微笑む梗月の顔を見つめながら目がだんだんと閉じていく。
「梗月さん、風邪引かなきゃいいけど…」
そのままウトウトとしかかったころ、梗月は「くしゅんっ」とソファーの上でくしゃみをしていた。
目の前が静香の部屋、右隣が涼月の部屋。
ほんとに別々なんだとホッとして涼月に向き直る。
「ありがとうございます涼月さん。」
「ああ、明日は7時に朝食食ったら移動して色々行こう。」
「はい、じゃ、おやすみなさい」
「おやすみ。なんなら俺の部屋に夜這いに来てもいいよ?」
「そんなことしません!おやすみなさい!」
ニヤニヤする涼月にぷんすか怒って部屋に入った。
くくくっと笑い声が遠ざかりドアが閉まる音をなんとなく聞いて、ベットまで行くと倒れこむように仰向けで飛び込んだ。
「楽しかった…でも疲れたな…。梗月さん、ちゃんとベットで寝てるかな?またソファーで寝てるかも…。あっ!」
ガバッと起き上がり今日の目的を忘れていた。
涼月さんに結婚の話をなかったことにしてもらうこと。
「明日、明日にしよう…」
またバサッと倒れこみ徐にスマホを見た。
こっそり待ち受けにしてある梗月と二人で撮った写真。
微笑む梗月の顔を見つめながら目がだんだんと閉じていく。
「梗月さん、風邪引かなきゃいいけど…」
そのままウトウトとしかかったころ、梗月は「くしゅんっ」とソファーの上でくしゃみをしていた。