君と一緒に次の世界へ。
教室の中はいつもザワザワしている。

そのザワザワの中に私の噂のことを話している人が半分。

教室のドアを開けた瞬間一

バシャッ

「アハハはっは、あんたほんと、バカね笑笑」

「そんなんだからいつまで経ってもいじめられるんだよ!アハハはっ笑」

ドアに近い席の男子が水が入ったバケツを私の頭の上からかけてきた。

私は下を向いたまま舌打ちをして自分の席に座った。
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