君と一緒に次の世界へ。
「今日も、風がきもちいな…」

私は家のベランダから夜空を見ていた。

「よし!自殺の準備も出来たしね!遺書もかけたし!もう少しだけゆっくりしたらもう、飛び降りようかな」

私が死んだって誰も気にしてくれないだろう、
心配なんてしてくれないだろうと思っていた。

お母さんも、お父さんも、お姉ちゃんも、私を嫌っているようにしか見えない。

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