腐女子会を創設します!


「ちょっと!」


と花音に手を引かれ、イスに座らされた。


「あんたバカなの?あぁ、バカだった。でもこんなところでどんなこと叫んでんのよっ」


花音は私の胸ぐらを掴み、小さな声で私に文句を言った。


「それになによ、腐女子会って?」


「んーわかんない」


「は?」


曖昧な返事をする私に花音は眉間にシワを寄せ、何か言いたそうに口を動かしている。


するとそんな花音に


「いいんじゃない?腐女子会」


とののかはそう言って私の胸ぐらを掴む花音の腕をゆっくりとはがした。


「ののかまで...」


味方だと思っていたののかに裏切られ、肩を落とした。

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