腐女子会を創設します!


部活に出たいという気持ちはもちろんあるのだが、何より私は花音をこれ以上怒らせたくない。


それに今は漫画も全部禁止中!


もう耐えられないよ!



だから、今回で絶対に合格しなくてはならないのだ!


救いのはずの、ののかは部活に行ってしまっていて最近は来ていない。


「ねえ、やる気あるの?」


私が他のことを考えていたことを見抜いた花音の鋭い視線が私に突き刺さる。


気がつくと先程まで手に持っていたペンが床に落ちていた。


「え、あ!や、やります!」


そう言って私は慌ててペンを拾い、勉強を再開した。

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