腐女子会を創設します!

「あ、花音照れた〜?」


そんな花音をからかうように私は顔を覗き込む。。


すると花音はゆっくりと顔を私の方に向けると


「あ?」


と私の耳を思いっきり引っ張った。


「いでででで!ご、ごめんなざい!」


ちぎれる!耳がちぎれるよ!


花音の顔はなんの感情もない、まさに無表情であった。


「ねえ、調子に乗らないで?」


「はい、いでっ」


「もう教えないよ?」


「いやです、いででっ」


「もう私のことからかわない?」


「はい、いでででっ」


花音は淡々と続け、どんどん耳を引っ張る力が強くしていく。


「ずみません、でしだ!(すみませんでした!)」


「ん」


私が全力で謝ると、花音は満足したのか私の耳から手を離した。


「いったぁい...」


私は掴まれていた方の耳をさする。


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