腐女子会を創設します!
「そんな、ひどい...」
「だから私は腐女子をやめようとした」
さらに空気は重くシリアスな雰囲気になる。
奈々ちゃんは私になんて言葉をかけるべきかわからなかったのだろう、何も言わずにうつむいた。
「でもさ、やめられなかった!やっぱり腐女子の沼は怖かった!」
重い空気を断ち切って、私は明るく言った。
「それだったら嘘の自分を作り上げず、自分らしく人目を気にしないで生きればよかったな〜って思うよ」
後悔と悲しさをあまり出さないようにおどけて言った。