腐女子会を創設します!
「いや〜間に合ってよかった〜」
「よかったね〜っじゃないわよ!あんたのせいでしょうが!」
新幹線の中で私たちは席を向かい合わせにして騒いでいた。
花音は私の斜め向いに座っているが今にも掴みかかってきそうだ。
そんな花音を私の向かいに座っている結衣と隣に座っているののかが落ち着かせようと買った漫画を見せた。
すると花音は何事もなかったかのようにののかから漫画を受け取ると普通に読み始めた。
花音って意外と単純なんだなとちょっと面白くなった。
それから私たちは今日あった出来事や買った漫画について語りながら新幹線の中で楽しく過ごした。
でもこんな楽しい1日ももうすぐ終わっちゃうのかと思うと寂しくも思えた。