俺様アイドルと秘密ちゃん

私のことはもう誰も気にしていないのか誰も見向きもしない。






音を立てないように席につこうとした時思いっきり腕を掴まれた。






掴んだ犯人は










「お前…机拭けよ」









「はい?」








「だからその落書き消せって言ってるの」










「な、なんでそんなに怒ってるの?訳わかんない」









「そこ俺の席。」










「えっ?」









後ろの座席表を見ると私と廉の席が逆になっていた。



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