俺様アイドルと秘密ちゃん
「え?」







そう言って廉は弓弦の腕を引っ張り、サラのもとへ連れてきた。






廉が着るはずの水着を手渡し、弓弦の髪型をセットし始めた。





「時間ねーぞ」






「うん」









普段はふんわりした雰囲気に口調。





いわゆる犬系男子の弓弦は、狼に変身した。




順々にランウェイを歩き会場は拍手で包まれていく。







「やばい、緊張してきた」





「大丈夫。仕事と思って」






「僕久しぶりなんだけど」






「大丈夫だから!さー行って」








< 77 / 222 >

この作品をシェア

pagetop