ずっと前から
プルルル♪

電話がかかってきた。

「…先輩?」

「そうだよ。こうやって声聞くのは久しぶりだな」

本当に、久しぶりだ。

「電話したのは、お前の声が聞きたくなったのと、やっぱり直接言いたくなったからだ。ずっと、お前のことが好きだった。俺と、付き合ってください」

どうしてだろう。

直接、先輩の声で言われたからだろうか。

涙が溢れていた。

「…泣いてるのか?」

「嬉しくて…。私も、先輩のこと、ずっとずっと好きでした…。よろしくお願いします…!」

< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop