【企】蜜みつtime




「ど…して…」




やっと出た言葉に、




「学生証が落ちてて、まさかって思って着けてたらさ!!あり得ねー!みたいな!」




大声で笑う優太くんたち。




ただ、唖然として見るクラスメイト。




そして一番恐れていたこと。




「種村茉弥ー!!」




教室のドアをガラッと勢いよく開けて入ってきた、和樹のファンの先輩たち。




気が付くと囲まれていて…




「てめぇごときがふざけんじゃねぇよ!!」




そう言って胸ぐらを掴んできた。




や…やだっ…!!




「和樹くんに釣り合うわけねぇーだろ!!」




「さっさと別れろよ!!」




1人の先輩が手を上げた。




うそ…!!




い…いやぁ…っ!!!






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