【企】蜜みつtime
と、思ってたけど…
「和樹ー!!学校なんだからちゃんとボタンつけなさいよ!!」
「やーだねっ☆」
あいからずな私たちに、
「何も変わってないし。おしゃれもしようよ…」
と、呆れる友達。
変わったこといえば、名前で呼ぶようになったことと、メガネを着けなくなったこと。
あとは変わらない。
「茉弥ー、そんぐらいいいじゃん。恋人なんだからぁ。」
昨日まではそう思ったけど…
「学校は学校!!清く正しく美しく!!校則は守るためにあるものなのっ!!」
空は気持ちの良い快晴、今日も賑やかな教室には、私たちの声が響き渡る―…
―蜜みつtime―
(空がはちみつ色に染まる2人だけの時だけ、甘くいたい。)
End.