続・俺が幸せにしてやるよ
1口、中に入れてみると想像以上の美味しさで。
本当にほっぺた落ちるよ、これ。
美味しい。
それで調子に乗った私が馬鹿だった。
手に取るもの全てが美味しくて沢山食べてたらお腹が痛くなった。
これは⋯⋯やばい。
あたりを見渡すと、みんな各自のおしゃべりに夢中だ。
私の誕生日会のはずなんだけど、私が1番静かな気がする。
まぁ、そんなのはどうでもいいもんね!
早くトイレ!
ササーっと部屋を出て廊下を歩いてみるものの⋯⋯
「と、トイレどこ!?」
や、やばい、口に出してしまった。
「お客様、あちらの突き当たりを右に行くとございます」