続・俺が幸せにしてやるよ
「私の○○万円するブラウスが汚れちゃったわ」
「あーあ、この服○○万円で買ったのに、その服が人の顔面に当たるなんて」
「う⋯⋯」
やばい。そんなことを言われる想像が出来てしまう。
○○万円のところは想像もしたくないから想像してない。
「陽葵?」
「わっ!」
私の目の前にあった顔はセレブの宝石ジャラジャラしてる人じゃなく⋯⋯
綺麗な顔の悠斗くんだった。
よ、よかった。○○万円払わなくて済んだ⋯⋯。
「トイレか?」
「あ、うん。今終わったところ」
悠斗くんもトイレかな?
「ふぅん。じゃ、こっち来て」
そして、手を引っ張られて連れてこられた先はテラスだった。