続・俺が幸せにしてやるよ
まぁ、さすがにこんなに堂々と言ってくるあたりで本気じゃないのは分かってるし、ただの遊びとか?
私も暇じゃないんだし、やめて欲しいんだけどな。
「やりたくてやってる訳じゃないよ。気づいたらやってるからどうしようもないんだ」
本当に困った様子で言う黒木くん。
そ、そんなこと言われても。
「そこ」
急に先生の声が飛んできた。
ぱっと見ると私たちを指さしてる先生。
「皆川、黒木、あとで職員室な」
ニッコリ綺麗な笑顔でいう先生。
美女なのにかっこいいことで人気の先生。
私もいつもは綺麗だなと思うけど、今に限って怖くなるのは気の所為かな。