続・俺が幸せにしてやるよ
つぶらな瞳が特に可愛い。
「陽葵も可愛いけどな」
「ちょっ、今その話じゃないでしょ!?」
恥ずかしい⋯⋯。
悠斗くんは突然ぶっ込んでくるから油断ができない。
現に今すごく笑ってるし。
悠斗くんが笑うことは最初の方貴重だなと思ってたけど、一緒に過ごしていくうちに全然貴重じゃないなと分かってきた。
普通の笑う男子高生だった。
「れ、レストラン行こっ!」
顔が赤くなってるのがわかる。
サッとカワウソから離れてレストランに行く。
あれ?レストランどこだっけ。
「はぁ、陽葵。レストランの場所知らないだろ」
「⋯⋯知らないです」