続・俺が幸せにしてやるよ



「そこに置いといて」



「食べないの?」



「⋯⋯勉強が一段落着いたら」



あぁ、やっぱりタイミング悪かったなぁ。



「じゃあ、ここで待ってるね」



夜食はいつも二人で話しながら食べてるから。



「いや、大丈夫」



「え?」



急にそんなこと言われるなんて予想もしてなかったからびっくりした。



「もう、戻れ。俺の気が散る」



「⋯⋯ごめんっ⋯⋯」



今悠斗くんから言われた言葉が衝撃すぎて。



勝手に足が動いて気づいたら自分の部屋にいた。



迷惑かけちゃった⋯⋯。



本当は夜食持ってくるのダメだったのかな。



本当は気が散ってたのかな。ずっと迷惑だと思ってたのかな。



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