続・俺が幸せにしてやるよ
「はい、こっち」
手を引かれ悠斗くんが案内してくれる。
やっぱり、私は1人じゃ無理だ。
レストランには人はある程度居てでも別に混んでるわけじゃなかったから普通に座れた。
それにしても、
「悠斗くん、どこでも人気者だね」
「別に陽葵にだけ人気になっとけばいいんだけど」
「⋯⋯」
最近、悠斗くんが甘い。とにかく甘い。
ちょっと戸惑う。すごく嬉しいんだけど、恥ずかしいし。
私に取っては悠斗くんは本当に人気だよ!
大好きだもん。
口には出せないけれど。
周りを見渡すと、女の子たちは悠斗くんを見ている。
あのー、あなたの彼氏さんオロオロしてますよ。