愛の階段

私は愛の運転手・・


右に曲がれば汚れた暖簾が綴る啜り泣き


左に曲がれば暖簾に揺れる笑い声


真っすぐ進めば視界が狭い鋭い視線・・・


ゆったり走れば笑いが零れる運転視線・・・


悲しい声に足を止めて・・・


労りと思いやりを滲ませた確かな愛の・・


灯りが点る終着駅に・・・・


愛のガソリンは・・・笑いの絶えない声だから・・・





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