鬼遊び ーオニアソビー
保健の先生の話では、私は個室で倒れてたいたらしい。姫花達はご丁寧にも私を個室に運び入れ放置したんだろう…。

保健室から教室へ鞄を取りに戻りながら、私はもしかしたら夢だったのかもしれないなんて淡い期待を抱きながらシャツの袖をめくり上げてみた…。


私は自分の腕を見て唖然とした。


傷付けられているであろう場所には無造作にたくさんの絆創膏が貼付けられていた…。姫花は誰かに見られない様に貼ったのだろうか…、それとも私に誰にも言うなと言う脅迫なのだろうか…。
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