恋愛境界線
「先生、26歳だったんだ。もっと若いのかと思ってた」

『雪花からしたらもうおっさんだよな。幻滅した?』

「ううん、そんなことで幻滅しないよ」

『雪花は?誕生日いつ?』

「私は12月3日生まれのB型」

『やっぱり、冬生まれなんだな』

「単純だよね。名前の付け方が」

『綺麗な名前じゃん。僕は好きだよ』

「…ありがとう」




そこからしばらくお互いの話をして、お互い洋画が好きなことを知ってその話で盛り上がった。


先生のことをたくさん知れて、いままでで一番先生を近くに感じた。
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