私が髪を切った理由
「それでは、青葉高等学校の入学式を終わります。」

それから各自自分の教室に戻る。
俺は1-6。
男子も女子も、半々といったところだろう。

「ハーリカ、同じクラスだね!」
「…ユイ。」

話しかけてきたのは幼馴染みの高岡柚衣。
背がすらっと高く、サラサラの髪が胸まである。
目がくりっとでかく、女の子らしい見た目とは裏腹に性格はバサバサしていて男勝りだったりする。
< 3 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop