ねぇ、わたしだけ?
けものにしたの 。わたしは「まただ」とか「信じてたの

に」とか思ったの。すごく傷ついたの。この一件でわたし

は他人が信じられなかった。自分自身も嫌いだった。家族

も、何もかも...

その頃わたしは自傷行為にハマったの。誰にも言えない

ストレスを、悲しみを、苦しみを、怒りを、ぶつけるよう

に、生きてることを自覚したくて腕、手首、太腿、にカッ

ターやカミソリで傷を作ったの。わたしは自傷行為が辞め

られなくなったの。血がみたい、安心したい、生きたい、

死にたい、痛みを加えなきゃ、色んな感情のなかで行うの

辞めなきゃ、とは思うケド、ヤメラレナイ。

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