だいすきだったきみへ。
《代表挨拶上手かった》

なんてきみからくれるLINE。

初日だけど、やっぱり寂しくて。

きみがいないクラスはつまんなくて。

《伝えたいことある》

何回か会話が続いたあと、わたしが送った言葉。

《ん?》

わたしは親友ちゃんふたりと遊んでたから、

返信も遅かった。

《やっぱり困らせるからいいや。ごめん》

すっごい迷ってた。

《なに?なーな》

ってきみから何件もLINEが溜まって。

《困らせるからいいよ》

きみはなにかを察したのか、

はっ っていうスタンプ送ってくるし。

それでも折れてくれなくて。

いつでもそうだった。

きみはだれに対しても、

ぐいぐい来てたよね。
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