だいすきだったきみへ。
何回かやりとりが続いた。
《ほんま?》
ねぇ、どっち?
《いや、うーん?》
やっぱり嘘じゃん。
《やっぱりそっちから言ってください》
わたしに先に言わすんだね。
もういいや、なんてやけくそだった。
《きみです》
きみの名前を言った。
《嘘や》
ほんとだよ。好きなんだよ。
《嘘じゃない》
全然きみが信じてくれないまま、
またこのやりとりが続いた。
《信じられへん》
ほんとだよ。信じてよ。
《じゃあ信じなくていいし。こっちは言ったもん》
そっけなかったかな。
《じゃあ言うか。…お前》
またわたしの名前をきみが言う。
《嘘や》
信じられるわけないじゃん。
《ほんまやってば、信じてよー》
だってきみは親友が好きなんでしょ?
だってわたしと話すときそっけないじゃん。
《何処がいいかわからんもん》
わかんないよ。
《性格》
きみはわたしの性格をいいって言ってくれるの?
《ほんま?》
ねぇ、どっち?
《いや、うーん?》
やっぱり嘘じゃん。
《やっぱりそっちから言ってください》
わたしに先に言わすんだね。
もういいや、なんてやけくそだった。
《きみです》
きみの名前を言った。
《嘘や》
ほんとだよ。好きなんだよ。
《嘘じゃない》
全然きみが信じてくれないまま、
またこのやりとりが続いた。
《信じられへん》
ほんとだよ。信じてよ。
《じゃあ信じなくていいし。こっちは言ったもん》
そっけなかったかな。
《じゃあ言うか。…お前》
またわたしの名前をきみが言う。
《嘘や》
信じられるわけないじゃん。
《ほんまやってば、信じてよー》
だってきみは親友が好きなんでしょ?
だってわたしと話すときそっけないじゃん。
《何処がいいかわからんもん》
わかんないよ。
《性格》
きみはわたしの性格をいいって言ってくれるの?