だいすきだったきみへ。
「どういうこと?」

わたしは訳がわからなかった。

「これ、ホワイトデーの」

え?

「ずっとお前の親友がすきって言ってたけど、

そういうことやから」

え??

「だから、来年はください」

わたしは頭が追いつかなかった。

何度聞いても、

「そういうことやから」

しか言ってくれなくて、

わたしのことがすきなのか?

って勘違いだったら恥ずかしいこと考えてた。
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