だいすきだったきみへ。
《ホワイトデー遊べる?》

きみの仲良しくんからきたLINE。

わたしは迷わずきみに聞いた。

《って言ってるんやけどどうすればいい?》

《遊ぶのはぜんぜんいいよー》

やった。

《じゃあ遊ぼーって言うよ?》

《うん》

ホワイトデーもきみと遊べるんだ。

バレンタインは、

きみとわたしの親友が

約束して決めたことだったから、

きみとわたしが話して、決めて。

それだけの事実がやっぱり嬉しかった。
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