桜と私とキミ。

遊園地にも、ファミリーレストランにも、動物園も、水族館も、色々な所に行った。

私は、甘いカフェオレが好きだから、よくカフェにも行った。

たくさんのお砂糖が入った甘い、甘いカフェオレ。


でもあの日のことを思い出すからなのか。思い出の公園が、一番楓李と一緒にいて落ち着くんだ。


桜のようにひらひらと舞い、散る。


恋って難しくて、儚いって思ってたけれど意外と長続きするんだなぁ、って。


……楓李を幸せにするから、って言っといて、幸せにさせてもらってるんじゃん。


………私の、バカ。
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