名もない詩集
未来へ行こうと
私に
差し出した
君の手を握り
まだ
遠距離恋愛の頃
東京に来て
君の休日出勤に
ついて行った
君の仕事が
終わるまで
駅の横の
マックで
ポテトと
コーヒーで
お腹空かせて
ずっと待ってた
君は
仕事を終えて
手を振りながら
笑顔で店に
入ってきた
あの頃は
どこへも行けた
喧嘩する程
あきらめを
知らなかった
山の手線
電車の窓
流れる風景
アメ横で
買って貰った
スカーフ
今でも
大事に使ってる
思い出が増えて
君は自分で
どれがそうか
わからない程
私の周りは
君が買った物で
溢れている
君の事
どうでもいい
そんな
わけじゃない
それはお互いに
わかっている筈
解っているから
離れられなくて
苦しいんだ
愛し切るのが
互いに怖くて
変わっていった
私が君を
苦しめている
そんな気がして
こんなに
長い距離と
時間を
飛び越えて
乗り越えた
二人なら
この先も
離れずに
生きていくのか
わからないけど
ただひたむきに
生きていくだけ
私に
差し出した
君の手を握り
まだ
遠距離恋愛の頃
東京に来て
君の休日出勤に
ついて行った
君の仕事が
終わるまで
駅の横の
マックで
ポテトと
コーヒーで
お腹空かせて
ずっと待ってた
君は
仕事を終えて
手を振りながら
笑顔で店に
入ってきた
あの頃は
どこへも行けた
喧嘩する程
あきらめを
知らなかった
山の手線
電車の窓
流れる風景
アメ横で
買って貰った
スカーフ
今でも
大事に使ってる
思い出が増えて
君は自分で
どれがそうか
わからない程
私の周りは
君が買った物で
溢れている
君の事
どうでもいい
そんな
わけじゃない
それはお互いに
わかっている筈
解っているから
離れられなくて
苦しいんだ
愛し切るのが
互いに怖くて
変わっていった
私が君を
苦しめている
そんな気がして
こんなに
長い距離と
時間を
飛び越えて
乗り越えた
二人なら
この先も
離れずに
生きていくのか
わからないけど
ただひたむきに
生きていくだけ